M-1グランプリ常連の漫才コンビ・和牛。
ボケ担当の水田、ツッコミの川西。どちらもキャラが立っていて漫才の世界観に惹き込まれてしまいますよねw
純粋に漫才ネタが面白いということで非常に評価されている和牛ですが、あの面白いネタはどちらが作っているのでしょうか?
芸人・和牛のプロフィール
- コンビ名:和牛(わぎゅう)
- 結成:2006年8月
- 出身:大阪NSC26期生
- ボケ担当:水田信二(みずたしんじ)
- ツッコミ担当:川西賢志郎(かわにしけんしろう)
お笑い芸人・バイク川崎バイクの紹介で出会った水田と川西の2人。
お互いに色々な相方と組んでは解散を繰り返していた中で、水田が川西に連絡を取ったことで「和牛」が結成されました。
「和牛」というコンビ名は、水田がアルバイトしていたステーキ屋さんの一番高いコースが「和牛コース」だったことが由来です。
同期は
- かまいたち
- 藤崎マーケット
- アインシュタイン(河井ゆずる)
- バイク川崎バイク
など。
和牛のネタ作り担当はどっち?
和牛の漫才ネタはボケ担当・水田が作っています。
ただ、最近は水田・川西で話し合いながらネタを作っているようです。
結成当初は、かなり細かい部分まで川西に台本を指示していたみたいですね。
僕はお笑い芸人ではないですが、和牛のネタはストーリーがすごくよくできていると思います。(何様?)
漫才ネタを耳で聞いているだけで面白いコンビってめっちゃ面白いと思います!
さらに、和牛は音量オフで見ても面白いんですよ!w
和牛以外には「ナイツ」の漫才も聞いているだけで面白いと思います。
顔芸や動きで笑わせるネタとは一線を画す和牛のネタは天才的ではないでしょうかw
細かい水田の性格が笑いのタネに
漫才ネタでは、ボケの水田が相方・川西の言葉の揚げ足をとってはネチネチと理屈っぽい言葉を並び立てていき、川西がそれに振り回されるという流れが多いです。
へりくつ漫才とも言われています。普通にこんな人いたらイライラしてしまいますね笑
もともと相方の川西が水田の細かい性格を見て「それをネタに生かしてみたら?」と提案したのがネタの始まりだったそうです。
へりくつ漫才も進化していってて、コントのようなキャラ設定で漫才が進んだり、ネタの最後でまくしたてるように伏線を回収していく漫才になっています。
漫才ネタというのが分かっていながらも、2人が普通に喋っているような錯覚を起こしてしまう和牛の漫才はすごく好きです。
新幹線でネタ合わせ?
ナインティナインの岡村隆史が自身のラジオ「オールナイトニッポン」で、和牛のネタ作りについて語ったことがありました。(たまたまリアルタイムで視聴しましたw)
和牛は作ったネタが面白いかどうか判断するために、新幹線の3列シートの左右両端に座って、真ん中に知らない人がいる状態で新ネタの漫才を始めるそうです。
何も知らない真ん中の人が笑ったら、そのネタは面白い・ウケると判断して舞台にかける。
しかし、これは全くのガセ情報だったことが後に分かりました汗
和牛自身が否定していたんですが、あんな完成した漫才をする和牛なら実話かと思ってしまいました。
実際に岡村隆史も和牛に否定されるまでは本当の話だと思っていたようです。
和牛のネタは芸人の評価が高い!
実は、素人よりも玄人好みと言われている和牛の漫才ネタ。
2016年のM-1グランプリ決勝では、ファーストラウンドを披露した後に「他のネタも見てますけど全部面白いですもんね」とダウンタウンの松本人志にコメントされました。
ワイドナショーでも「川西のツッコミはエグい」と評価しています。
さらに川西のツッコミに対してはオードリー若林、南海キャンディーズ山里、爆笑問題も高く評価しています。
これだけ評価されているのに、M-1グランプリでは3年連続で準優勝。
M-1グランプリ以外の賞レースでも準優勝が多いのが和牛の特徴でもあります。(シルバーコレクターなんて呼ばれたり…)
その場の雰囲気がかなり影響してくる賞レースでは、和牛本来の漫才の面白さがかき消されてしまってるんじゃないかと不安にも思います。
今年は漫才の平均値が非常に高い和牛であれば順当にいけばM-1優勝するでしょう。でも、(その場だけでも)爆発力があるコンビが出てきたら…。
バラエティ番組に出始めると漫才をやらなくなるコンビも多いですが、和牛には漫才を続けていってほしいです!